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店主のお肉論
実は私も感染してしまいました。新型コロナウィルス「オミクロン株」に。ワクチン接種の効果か、お陰様で軽症でしたが十日間の自宅療養を余儀なくされました。
その間お店は休業となり、改めて常連のお客様に支えられて今迄やってこれた事を痛感しました。
未だ収束しないコロナ禍に於いて、お格様と逢えなくても何かで繋がっていたい!オミクロンなんかに負けてられない!そんな思いから始めた『タケウチ店主のお肉論』は、当店の公式LINE登録のお客様に、私の「料理感」や、これまでの経験を活かした「肉に対する知識」等を毎日一話ずつ500文字で配信しました。
思いの他、好評頂き自分にとってもこのアウトプットによりインプットを深める良い機会になりました。
これからも「お肉論」続けて行こうとおもっておりますので、是非、質問や感想等もお聞かせください。
皆さんとの対話から新たな「お肉論」が生まれるかもしれません。
今後とも、タケウチをお楽しみいただけますように。
*公式LINEアカウントはご来店の方のみに公開しております。「お肉論」をこちらにアップするのは、およそ一週間後とさせて頂きます。
竹内秀哉
検索
湯島 タケウチ
2022年8月28日読了時間: 1分
タケウチ店主のお肉論 第24話 「煮え切らない」
やはり『煮る』は複雑です。作り手にも依って、煮汁の量・火の入れ方・最終形態で色々な呼び名がある様です。 皆さんが何処かのフランス料理店でメニューを見た時、判りやすい様にまとめました。 『ブレゼ』具材と煮汁を鍋に入れ、密閉状態でオーブンで蒸し煮...
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湯島 タケウチ
2022年8月23日読了時間: 1分
タケウチ店主のお肉論 第23話 「煮て否なる物」
前回と同様、この『煮る』に関しては、お店や料理人によって解釈が様々。その点ご容赦ください。 『煮る』ことによって得られる成果として『食材に火が入る』『柔らかくなる』『味が浸み込む』『素材の味を抽出する』等がある。 いずれにしても、出来上がった時の『味・柔らかさ・液体量』等の...
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湯島 タケウチ
2022年8月23日読了時間: 1分
タケウチ店主のお肉論 第22話 「にたものどうし」
『焼く・揚げる・蒸す・煮る』等の加熱調理法があるが、『焼く』一つにしても、フライパンで焼くのと直火やオーブンで焼くのとでは別物。 その中でも『煮る』という調理法は細かく分類され、フランス料理用語で『煮る』と検索すれば、何種類もの調理法が出てくる。...
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湯島 タケウチ
2022年8月23日読了時間: 1分
タケウチ店主のお肉論 第21話『あく影響』
このコロナの影響で、感染対策上メニューから無くした物がある。すき焼き・しゃぶしゃぶ等の肉鍋だ。 皆さんもご存知のとおり、鍋で肉や野菜を煮ると『灰汁(あく)』が出る。でも、その灰汁の正体について考えた事はあるでしょうか? 先ず、肉と野菜の灰汁は別物と思ってください。...
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湯島 タケウチ
2022年4月22日読了時間: 1分
タケウチ店主のお肉論 第20話 何の話?
皆さんは湯島天神に参拝された事ありますか?湯島に限らず全国の天神様に必ず有る物をご存知でしょうか? 一つは『梅』。菅原道真が幼い頃から好み、大宰府に左遷される時に詠んだ『東風吹かば匂い起こせよ梅の花、主無しとて春な忘れそ』や、道真公を追って梅ノ木が飛んで行ったという『飛梅伝...
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湯島 タケウチ
2022年4月22日読了時間: 1分
タケウチ店主のお肉論 第19話 上野と湯島
皆さん『Tボーンステーキ』ってご存知ですか? 一枚でヒレとサーロインの両方食べられる贅沢なステーキで、その断面の骨が『T』の字に見えるという事から付いた料理名。 アメリカ発祥のスタイルのステーキで、和牛ではあまり見かけないカットの仕方。何故なら一枚あたり1キロ近くにもなって...
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湯島 タケウチ
2022年3月22日読了時間: 1分
タケウチ店主のお肉論 第18話 サヨナラマンボー
さて、私自身がコロナ感染してしまい、『オミクロンより、お肉論』という事で、まん延防止措置期間限定で始めた『タケウチ店主のお肉論』ですが、とうとうこの日がやってきてしまいました。2ヶ月に及んだ規制が本日から解除となります。...
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湯島 タケウチ
2022年3月21日読了時間: 1分
タケウチ店主のお肉論 第17話 ~とまらない』
そもそも、カルビとは韓国語で『あばら骨』の意味。なので本来、骨付のお腹周りの脂と赤身が交互に重なるバラ肉の事をいうらしい。 しかし日本において、カルビは部位ではなく焼肉屋さんのメニュー。 なのでどの部位を使って『カルビ』としようがお店の自由!実際リブロース等を『特上カルビ』...
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湯島 タケウチ
2022年3月20日読了時間: 1分
タケウチ店主のお肉論 第16話 『やめられ無い
人間が3㌔位で生まれて、80㌔にまで成長するには何年かかるだろうか? 肉牛は30㌔位で生まれて、2~3年で800㌔越にもなる。10㌔の餌を食べて1㌔位体重が増えるそうだが、いったい1日どれだけの餌を食べているのだろうか?...
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湯島 タケウチ
2022年3月17日読了時間: 1分
タケウチ店主のお肉論 第15話 大より小
牛を丸呑みするのも、バナナを皮ごと食べるのも無理な話だ。 『食材は小さければ小さいほど、優れている』昔こんな事が書いてある本を読んだ。 例えば、鰯も大きくなれば内臓は外すし頭や骨も残る。しかし、その稚魚のシラスならどうか?骨も何も全て食べられる。...
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湯島 タケウチ
2022年3月15日読了時間: 1分
タケウチ店主のお肉論 第14話『ギュードンッ❗️』
年代物のブランデーの様に琥珀色に輝くその液体は、一切の濁り無く透き通り、深い味わいと芳醇な香りを漂わせ、まるで牛一頭丸呑みしたかの如く濃厚で凝縮されたスープ。正に『consommé~完成された』である。 エライもんで、『お肉論14話』にもなると、こんな表現までするようになっ...
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湯島 タケウチ
2022年3月12日読了時間: 1分
タケウチ店主のお肉論 第13話 コンソメパンチ
皆さん『コンソメ』と聞けば何をイメージしますか?ポテトチップス?顆粒のスープ? これ伝統的なフランス料理のスープの事で、仏語でconsommé『完璧な~ 完成された』という意味。 私が椿山荘で最初に配属されたのが、このようなスープやソースのベースとなる物を仕込む部署で、『ス...
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湯島 タケウチ
2022年3月10日読了時間: 1分
タケウチ店主のお肉論 第12話 『shock & 』
噛まずとも口の中で肉汁が溢れ、トロけるような柔らかいお肉が旨い⁉️ 好みや食材にもよるが、柔らかいだけでなく、歯応えや食感は美味しさに大きく影響する。 お肉に関して柔らかさを求めるのは 割りと日本人特有の価値観。 噛み応えのある赤身肉を豪快にかぶりつくのが好きな外国の人もい...
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湯島 タケウチ
2022年3月9日読了時間: 1分
タケウチ店主のお肉論 第11話 は?
腸の長さの割合が、肉食動物と草食動物の中間くらい。そんな雑食の人間は『歯』も両方の特徴を兼ね備えている。 野菜を噛み切るのに適した『門歯』 穀物を擂り潰す『臼歯』 そして、肉を食い千切る為の『犬歯』の三種類の歯を装備している。...
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湯島 タケウチ
2022年3月8日読了時間: 1分
タケウチ店主のお肉論 第十話 Lions vs buffaloes
牛は草食動物だ。 牧草や穀物だけ食べてあんなに大きくなるのだから大したもの。肉食動物より大人しそうな印象だが、あまり関係無い。ゴリゴリの闘牛も、脂の乗った松阪牛も同じ草食。 人間様が食用として肥育しているのは全て草食動物。逆に肉食のライオンを肥育するとなると、その餌にする草...
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湯島 タケウチ
2022年3月7日読了時間: 1分
タケウチ店主のお肉論 第九話 いーかんじ
『魚ヘン』に『旨い』と書いて『鮨』スシ。 なら『肉ヘン』は?と思うと、そんなのは無い!何故だ!魚だけズルい! いや、あった。『月ヘン-にくづきへん』といって、肉の字が変形したらしい。余談だが『服とか朝』は『舟』が変形して『月ヘン』になった漢字。...
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湯島 タケウチ
2022年3月5日読了時間: 1分
タケウチ店主のお肉論 第八話 100gってどのくらい?
まん延防止期間限定のつもりで始めた『タケウチ店主のお肉論』ですが、まだ終わらせたくないという『オミクロン(株)代表取り乱し役』からの強い『陽性❗️』により今月21日迄延長する事と決定しました。 お肉の話なのか、バナナの話か良く解らなくなってる部分もありますが、タケウチ店主の...
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湯島 タケウチ
2022年3月4日読了時間: 1分
タケウチ店主のお肉論 第七話 アンチエイジング
『食べ頃』の後は『賞味期限』について。 タケウチに納品されるお肉にも個体識別番号、肉の部位、産地、加工日等が記されている。勿論『賞味期限』も。 例えば!シラスと300キロ超の鮪とでは、同じ魚でも食べ頃も賞味期限も大きく変わってくるのは、個体の大きさや寿命が関わってくるから。...
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湯島 タケウチ
2022年3月3日読了時間: 1分
タケウチ店主のお肉論 第六話 『腐らず熟れる』
皆さんに質問! 真っ青で硬~いバナナと真っ黒でグニャグニャのバナナどちらが好きですか⁉️ もはやバナナ無くしてお肉を語れなくなってきました❗️ 一時流行った、エイジングビーフの様に過度に熟成させたお肉もあれば、ユッケや牛サシ等生食用(認可が必要)や、特に内臓物等は新鮮さが求...
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湯島 タケウチ
2022年3月2日読了時間: 1分
タケウチ店主のお肉論 第五話 『英五と進一』
まさかバナナに例えて牛ヒレ肉の説明をするとは思ってもいなかったが、今日はというと…。 さてタケウチで扱っているヒレ肉は黒毛和牛のA5ランクです。 で、この『A5』とは 歩留まり等級のABC3段階と肉質等級の1~5段階の格付けの事で、もう一度バナナで例えると...
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