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執筆者の写真湯島 タケウチ

『タケウチ店主のお肉論』 第一話 肉との遭遇

更新日:2022年5月22日


改めまして美酒喰処タケウチ店主の竹内秀哉です。


最初なので少しだけ今迄のストーリーお話しさせて下さい。


昭和47年12月30日、肉の竹内商店四代目長男として生まれ今年で早50年!

そう、ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、元は湯島で三代続いた精肉店。初代は三重県から出てきたそうで松阪牛取り扱いの、いわゆる町のお肉屋さんでした。(私が高校二年の時迄)


父親が大きな塊の肉を捌き、母親がコロッケやメンチを揚げ、夕方には買い物客が並んでるところを見て育ちました。


その後、表通り五件での共同ビルが建ち両親が始めたのがカウンター10席の小さな飲食店。『肉三昧湯島たけうち』のはじまりです。当時は豚カツやステーキ、母親の惣菜で一杯呑んで貰うようなお店でした。



それと同じくして私は高校卒業後、目白の椿山荘洋食調理課で料理の修行を初めました。(うちが魚屋だったら和食の道に行ってたかもしれません。)


私が21歳の時に父親が、他界しました。今の私と同じ年でした…。


その後、椿山荘でのフレンチの修行を終え、湯島で少しハレンチを覚えた話はまた今度!



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