top of page
肉の竹内商店
「コロッケ 六十円」「メンチ 百円」
揚げモンの香ばしい匂いが漂う
湯島の天神下の小さなお肉屋さん
三重出身の初代が、松阪牛取扱い精肉店を構えたのは
今から100年以上前の事
三代目が継承し昭和の後期、
昼はバイクで飲食店に配達。
夕方にはお肉やお惣菜を求める買い物客で賑わった。
そんな光景を見ながら私は育った。
平成三年、ビル建設に伴い商売替え
カウンター10席の小さな飲食店
「肉三昧 湯島たけうち」の誕生。
時を同じくして私は料理の世界に足を踏み入れた
その後、父が他界し私が継承して今に至る。
20年後、同じビルの八階に二店舗目を開業
してるとは、思いもしなかったであろう。
これからも、この湯島の地で継承していく限り
「肉の竹内商店」物語は続く
四代目店主 竹内秀哉
bottom of page